港町細島で「定置網漁」を営んでいる髙田屋。代表の髙田一人さんは、水産資源を守りつつ、ふるさとである細島の海の豊かさ、港町の文化を多くの人に知ってもらうために、「定置網漁師体験」を行っています。
漁師体験では、実際に船に乗り定置網を引き揚げ、獲れた魚の解説を聞きながら市場に卸す魚の仕分け作業などが体験できます。稚魚が網にかかっていたら放流することで生態系を維持し、命を大切にする髙田さんの漁のスタイルはまさにSDGsにつながる取り組みです。
また、水中ドローンの活用や航行日誌の電子化などDXを推進しており、ICTを活用したスマート漁業にも取り組んでいます。