酒と旅を愛した歌人・若山牧水が生まれた家。
牧水は日本各地を旅し、その人生においておよそ9000首の歌を詠んでいます。
牧水は、この家の東にある縁側で誕生し、多感な幼年期をこの山紫水明の地・坪谷で過ごしました。
牧水生家から坪谷川を隔てて正面に広がる牧水公園。
広大な敷地を有し、キャンプ場やテニスコート、遊具施設などがあります。
春には約3万本のつつじが咲き誇り、夏には河川プールが開設されるなど、年間を通して楽しめる施設です。
牧水公園内に位置し、若山牧水をはじめ、東郷町出身の詩人高森文夫の遺墨や、高森文夫と親交の厚かった詩人・中原中也と交わした手紙なども展示されています。
牧水の世界に浸った後は、近くの道の駅へ。
道の駅内にある物産センター「詩季彩」では地場産の新鮮な野菜や農産加工品、お菓子や十割そばの「牧水そば」が販売されています。
食堂では、「牧水そば」をはじめ、地元食材を堪能できる食事が楽しめます。